ミドフォの英語チャレンジ

「学生時代、それなりに英語を勉強してきたのに、結局全く話せない。あれはなんだったんだ。
あんなに勉強しても喋れないなら、今多少勉強しても意味なくね?今さら」
とついつい、やらない理由を考えていませんか?

英語ができなくてもなんとかなっている働き&子育て全盛ミドフォ世代の私たち。
翻訳アプリやツールがお金をかけなくても気軽に使えて、それなりの精度です。
確かにできなくてもなんとかなるといえばなる。
ああ、、またやらない理由が浮かんでは消え・・ません。

今からやる英語学習なんて脳トレか睡眠導入にしかならないわ!と考えがちな私とあなたのために
英語学習を行うメリットを考えてみます。

ミドフォが英語リスタートするメリット

まずはなぜミドフォが英語をリスタートするのか。私の約20年の会社員経験を踏まえて思うことを書いてみます。

必要な時は突然やってくる

新卒社員だった20数年前、一部の同期は英語のスキルを持っていました。短期留学したり、高校や大学で十分に英語スキルを上げるための努力をしていた人たち。それ以外の全体の7−8割の人は、どちらかというと英語(英会話)は苦手な人たちでした。

私はもちろん、苦手なグループです。正直にいうと、大学受験向けの高校英語は得意な方だったのです。ですが、大人になった時に、発音もできないし聞き分けられないし書けないし話せない。今でいう4技能は一つもなかったのです。

新卒新入社員向けに、英語合宿というのもありました。せっかくお金をかけて会社が準備してくれた英語を習得する機会も十分に活用できないままでした。
グローバル化言うても、日本で働くし、そんなに使わないでしょ。英語が必要な未来なんて見えないよー
なんて呑気なことを考えていました。

しかし、その時は突然やってきました。入社してから数年後、会社が、外資系企業の傘下となったのです。
10年足らずで役員のほとんどが外国人となり、自分の仕事を進める上で、一部では急激に、全体としては徐々に英語は避けられないものとなりました。

新卒当時、英語苦手グループ7−8割にいた人も、ここから少しずつ努力して、仕事上では困らないレベルにまで英語力をつけています。

じゃ、そんな環境になってから努力すればいいんじゃない?と思うかもしれません。
しかし、そういう劇的な労働環境の変化は、単に共通言語が変わるだけではなく、企業方針、事業内容、業務プロセスや企業文化のようなものの変化もえげつなく激しいのがつきもの。それがどんな変化になるのかは、総合する会社や参加に入る親会社にもよるので、「変化を受容するマインド」以外の準備はできません。

その一方で、英語を使うことに備えることはできます。

日本語のルー語化対応

英語を学ぼうとしなくても、やたら日本語にカタカナが混ざっていないですか?
私が子どもの頃は、ルー大柴さんと言う芸人さんが、わざと英単語をちょいちょい挟みながら話す「ルー語」と言うのが流行っていました。まさに今ルー語社会なんじゃないかと思う時があります。

情報化社会となり、ネットワークやPC操作、SNS投稿に関する用語も日常的に英単語のまま用いられています。

インストール、ログイン、アプリ、ユーザーID、セキュリティコード、コピペ、スクショなど。

日本企業が外資傘下になった時も、やたら英語が混ざった日本語会話が繰り広げられました。

「会議招集しておいて」⇨「ミーティングのインビテーション出しといて」

「会議の出席連絡きた?」⇨「ミーティング、アクセプトだった?」

「その報告書、Aさんにも送っておいて」→「そのレポート、Aさんにもフォワードしておいて」

といった感じです。

上記に示した用語は平易なものが多いですが、思い出せばもっとたくさんの単語が溢れていますし、
極端に言うと、日本語を話していても英単語が分からないと意味が理解できません。

さらには、UX、UI、DX、APIなどなどもはや英単語も略して称される時代です。その略語がわからなくても
「なるほど、その略ね」とパッと想像できるようになりたいものです。

別の見方をすれば、スペルはさておき、英単語の語彙力は、知らず知らずのうちに意味がわかる単語も
増えているのではないでしょうか。

年齢とともに度胸も増している

アラウンド何ちゃらと言われる年齢に上がるにつれ、時間の経過が早くかんじます。
え、もう夕方?あっという間に週末?気がつけば年の瀬!といった感じに。
ちょっと悩むつもりが季節が変わってたり、
早く解決しないと次に進めないまま、はい年の瀬、というのが嫌になります。
それに、子どもや家族のことなど、自分のこと以外にも決断しなければならないことが増えるので
私みたいな超絶優柔不断人間でも、せっせと決めて進められるようになるから不思議。

それとこれとが関係しているのかは分かりませんが、
英語が必要なシチュエーションでも、わからないなりに、対峙する度胸が備わってきます。
そこ避けては進めないんだったら、仕方ないですし、
これまでの人生で、完璧でなくても、失敗してもなんとかなる!という経験値が増え、
失敗が怖くなくなったことも大きいかもしれません。
この失敗への恐れや「自分は完璧でなければならない」幻想から
もっと若い時に脱してたらなーと思うくらいです。

そんなお年頃の私世代だからこそ、持ち前の突破力で英語をやるの、絶好のタイミングともいえます。

私たちの中高教育時代にはなかった、学び促進アイテムが増えている!

英語といえば、そうですね。英単語をせっせと暗記シートや単語カードで覚えてた人も多いミドフォー世代。
英語学習を促進するアイテムがとても増えています。スマホさえあれば、ラジオやPodcastを聴くことも
テキスト、教材を開くことも、オンライン英会話をやることも、アプリで問題(クイズ)を解くことも
可能という、なんとも便利な時代です。
私が中高生のころを考えると
NHKラジオの英語番組は、電波の都合で雑音が入るこことも、重い参考書や問題集を持ち運ぶことも
単語カードを作成する必要もなくなったのです。
DVDや音源を買わなくても Youtubeでは学べる動画も観れます。
忙しさをやらない理由にはできない時代です。数分だけでもぱっと進められますから。

英語にしやすい日本語力を身につける⇨説明力につながる

日本語って、誤解ないように正確に伝えようとすると、回りくどくないですか?
それをそのまま英語にしようとすると、私レベルの英語力なら、早々に文法迷子になってしまいます。

一時期、そんな私でも、仕事で作成したドキュメントやスライドを英訳しなければならない状況が続いていました。当初は、翻訳さんにお願いしていたのですが、翻訳さんだってお忙しいので、資料を必死で作成し
期限スレスレで依頼したところで、ご対応いただけないものです。
となると、自分でやるしかないのですが、その時に初めて、自分の日本語が何とも英語にし難しいことに気がつかされます。

日本語の資料だけでも期限に滑り込ませようとするくらい、余裕がなかったところで、気が付いたのが
「これを英語にしたところできっとわかりづらいはず、私が英語にできるレベルの日本語にしよう」ということです。

英語にしやすい(中学英語でも表現できる)レベルにすることで、英訳の時短が図れるだけでなく
「色々言おうとしているけど、結局何が言いたいの?」というところに立ち返り、要点をまとめるのが特になっていたりします。

まとめ

ここでは、年齢で諦めがちな学び、特に、「どうせ無理でしょ」という思考を払拭するために、ミドフォが英語学習をするメリットをお伝えしました。
日本語界に飛び回るカタカナ英単語だけでもわかるようになりたくないですか?
そうですね、さらにハードルを下げるとしたら、英語を話せるようになろうという目標ではなく、わざわざ日本語にカタカナ英語を散りばめた言語を使うことを目標にしてもいいかもしれません。なんだそれ。とにかく気軽に、やりませんか?というお話でした!