20歳代の頃、「やっちまったよ一戸建て(伊藤理佐著)」という本(漫画)を読んで、
人生、やっちまった方が面白いことに気づいてしまったのです。
こんにちは。えだまメロンです。
最近九州グルメネタばかりだったので、ちょっと違うテーマで書いてみます。
起業した話
私、安定の会社員生活を離れ、個人事業主⇨会社設立をしました。
そう、「やっちまったよ、一戸建て」の著者が、大根を買いに行く感覚で
不動産屋に出向いて行った感覚。
元来頭で考えすぎてとっ散らかる私。
きっと行動したら動き出すものもあるはず。
いずれするなら「今でしょ!」と根拠なく動き出しました。
ま、人生ってそんなものです。(違
会社員時代の経験を、会社を出た場所で役立てて、社会に貢献できればと思ったのがきっかけです。
数年来、このまま会社員で行くのか転職するのか、と色々悩みました。
そんな、起業ストーリーも語りたいのですが、まだ、走り出しにすぎず、
このあたりはもう少し具体的に動き出してからにします。
というわけで、いずれでまとめていきますが、この件で語れる事といえば
起業にまつわる手続き領域。
ここでは5W1H的にいうところのWhere(どこで?)をテーマにします。
・会社を作るとき、本社所在地が必要!
・バーチャルオフィスとは
・バーチャルオフィスの選び方
目次 閉じる
会社を作るには定款を作って法務局に届け出る必要があります。
その際に必要なものはいろいろあるのですが(印鑑証明など)、定款には、”本社所在地”が必要です。
そう、”法人の住所”です。
テレワーク、ノマドワークの法人であっても必要なんですね。
この法人住所、一人親方状態のマイクロ法人なので、自宅でもいいのですが、たとえばホームページに所在地載せる時に、自宅だとプライバシーの観点で避けたいですよね。
じゃあオフィスを借りるか?となると、事務所利用可能な部屋を探し、家賃や光熱費、インターネット費用などのランニングコストを考えた時、「今の段階で、そんなに払える?」となります。
次の候補が、コワーキングスペースなどのシェアオフィス。
個室を確保しても、自分で借りるよりランニングコストを抑えられます。
その分自分で借りるより手狭にはなりそうですが、セキュリティや郵便物の受け取りなどもできます。
そこで気づきます。すでにテレワークを数年やってきて、自宅で仕事することも十分可能。
たまに気分転換で別のスペースを使いたい、、”たまに”でいい。
となると、シェアオフィスで個室は不要、コワーキングスペースでも十分じゃないか、しかも
どのくらい使うかわからないので、まずはスポットでも。。。
優柔不断の花が満開に。
コワーキングスペースとオフィスは別でもいいかも、、と思えるように。
色々と彷徨った挙句、マイクロ法人にとって力強い味方「バーチャルオフィス」にたどり着きます。
法人の住所の候補
・自宅
・賃貸物件
・シェアオフィス
・バーチャルオフィス
バーチャルオフィス(Virtual office:仮想事務所?)とは、実際には入居したり執務室を設ける事なく、住所を借りるサービスです。郵便物の受け取りは通常サービス、郵便物の転送、電話番号の設置、秘書受付、法人住所利用などはオプションになっていることが多いようです。(えだまメロン調べ)会社によってオプションの設定は様々ですので、自分が必要なサービスに関して各社サイトを細かく見ていくことをお勧めします。
バーチャルオフィスの選び方は色々あるかと思いますが、私が選ぶにあたってのポイントとなった点をご紹介します。
- 住所:事業を行う上で適切な住所か
- 物件:どんな建物に入居しているか
- 費用:事業規模に見合ったコストか
- 実績:利用者はどのくらいで、どんな業種が多いか
まずは住所です。行政サービスとして、スタートアップ支援が手厚い自治体のご紹介も受けたのですが、
自分や事業の行動範囲、思い入れ、などで決めることになります。
私の場合、製造業を中心とした企業を対象の事業を行う可能性があるので、比較的都心部でかつ工場地帯もありそうな
場所にしました。
また、費用削減のために、郵便物は転送ではなく取りに行くことにしたので、自宅からも電車1本、往復1時間以内で行けるのもポイントとなりました。
次に物件について。最近では、いわゆる一等地でも格安でバーチャルオフィスが持てるようになりました。
しかし、特に遠方に在住だと実際にどんな業態が入っているビルなのかがわからない場合もあります。
その場合は、調べうる範囲で、Google Map のストリートビューなどで調べたり、実際に出向いてみます。
私が選んだオフィスは、行政機関や銀行、行政機関が入った比較的新しいビルでした。
実際に見学してみて、受付の方も気さくで親切だったのが決め手になりました。
料金設定は、運営会社や立地によっても異なります。バーチャルオフィスとして契約するだけでは法人登記ができない、つまり法人化する場合は別途費用がかかる場合や、シェアオフィスの利用がマストの場合などがあります。
私は法人登記も込みバーチャルオフィスプランがある会社を選びました。
どんな事業者がそのバーチャルオフィスと契約しているかはわかりづらいところですが、ホームページを調べたり、その住所を調べたりすると見えてくるものがあります。
あ、ここ安くて一等地だしいいな!と思ったオフィスも実はあったのですが、ECサイトの方が多く、私の事業とは異なるため
似たような課題に取り組んでいる人がいそうなオフィスにしました。
ざっとバーチャルオフィスについて書いてみました。
企業、法人化のハードルは日々下がっています。会社勤めも悪くないですが、
自分の強みや今までの経験を活かしてこんなことやってみたいな!と思えることがあれば
ぜひやっちまいましょう〜なんて。